September 21, 2012 / 6:07 AM / 6 years ago

民主代表に野田首相再選、24日までに党執行部人事

[東京 21日 ロイター] 民主党は21日午後の代表選挙で、野田佳彦首相を党代表に再選した。野田首相は選出後のあいさつで、24日からの国連総会出席前に党執行部の選任を行いたいとして、主要な党役員人事に踏み切る考えを示した。

9月21日、民主党は代表選挙を行い、野田佳彦首相を党代表に再選した(2012年 ロイター/Toru Hanai)

代表選には野田首相のほか、赤松広隆元農水相、原口一博元総務相、鹿野道彦前農水相が立候補したが、野田首相が1回目の投票で過半数の818ポイントを獲得した。野田氏以外の候補の獲得票(ポイント)数は原口氏が154票、赤松氏が123票、鹿野氏が113票だった。

野田首相は代表選後のあいさつで、「すべての力を政権運営、党運営に結集してもらうよう、心からお願いする」として、党の結束をよびかけた。また、「国連総会に向かう前に、これからの党運営の基礎となる党の執行部を、少なくとも最低限の重たい役職について事前に私の責任の下で選任させていただきたい」と語り、その後の会見で、こうした人事について輿石東幹事長と相談する考えを示した。

ただ、足元では民主党議員の離党が続いている。20日には今井雅人衆院議員が離党の意向を表明。代表選を通じて野田首相の政権運営に批判的だった原口氏の周辺などから離党の動きがでる可能性もある。現在、衆議院での民主党議席数は247。すでに「日本維新の会」への参加を表明し離党届を出した松野頼久議員、石関貴史議員と、今井氏を除けば、あと6人が離党すれば単独過半数を割り込むことになる。

野田首相は代表選後の記者会見で、役員人事を含めて、どうすれば党がまとまるかとの質問に「ベテランも若手も政権運営、党運営に何らかの役割果たすことを考えたい。政策を作ると同時に実現することに汗をかく構図を作りたい」とし、「衆参選挙も遠くない。選挙対策にも力を入れながら、全体のバランスを考え、判断していきたい」と語った。

さらに内閣改造について「内閣の機能強化を図る意味で交代はあり得ると思う。適材適所で選んでいく」と述べた。

<党内に残るすきま風>

首相陣営で選挙対策本部長を務めた藤井裕久税制調査会長は、地方や党員サポーター票を多数集めて他候補に大差をつけた選挙結果を「政策遂行する上で非常にいい」と評価したが、消費増税を含む一体改革法案をきっかけに強まった党内の「すきま風」が、今回の代表選で収まる気配は乏しい。選挙終了後、代表選を戦った原口氏らはともに党内結束の必要性に言及しながらも、鹿野前農相は「(他候補が主張した)色々な考え方を(首相が)きちんと受け止めたいとのことなので、そのことを期待している。党がひとつになって政権運営にあたらなければ、とても政権維持はできない」と主張。原口元総務相も自らの支持グループで勉強会を立ち上げる方針を示し「再チャレンジする。次のスタートだ」と対決姿勢をのぞかせた。

(ロイターニュース 石田仁志、基太村真司;編集 佐々木美和)

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