January 24, 2013 / 8:42 AM / 6 years ago

トヨタと独BMWがリチウム空気電池を共同研究、資本提携は否定

1月24日、トヨタと独BMWは、次世代環境車・環境技術における提携の一環として、現在のリチウムイオン電池の性能を大幅に上回る「リチウム空気電池」を共同研究すると発表。写真は電気自動車用駐車スペースのサイン。昨年1月に香港で撮影(2013年 ロイター/Siu Chiu)

[東京 24日 ロイター] トヨタ自動車(7203.T)と独BMW(BMWG.DE)は24日、次世代環境技術における提携の一環として「リチウム空気電池」を共同研究すると発表した。

リチウムと空気中の酸素を化学反応させて電気エネルギーを取り出すもので、現在のリチウム電池の性能を大幅に向上できる。協業関係を着実に深化させている両社だが、資本提携についてはそれぞれ否定した。

リチウムイオン電池のセルは負極にカーボン、正極にリチウム系の化合物を使い、その間を液体系の電解質で埋めるのが一般的。一方、リチウム空気電池はセル内に負極のリチウムを満たし、空気中から酸素を取り込んで反応させる。同サイズで、より大きな電力を生みだせる可能性がある。

両社は同日、戦略的協業で正式契約した。協業分野は燃料電池システムやスポーツ車の共同開発、車体の軽量化技術と多岐にわたる。単なるOEM(相手先ブランド生産)供給などではなく、技術情報の開示が伴う深いもので、資本提携に発展してもおかしくはない状況。ただ、会見したトヨタの内山田竹志副会長は「資本提携は考えていない」と否定。BMWのヘルベルト・ディース副社長も「資本提携や株の持ち合いは必要ない」と述べた。

両社は2011年12月、トヨタがBMWからディーゼルエンジンの供給を受けるとともに、両社で次世代リチウムイオン電池の研究を進めることで合意した。12年6月には提携分野をさらに拡大する覚書を締結。今回、正式契約したプロジェクトのほか、自動車の電動化での協業も検討している。

トヨタの内山田副会長は、両社で共同開発した燃料電池システムを搭載する新型燃料電池車を20年をめどに導入する考えを示した。

(ロイターニュース 杉山健太郎;編集 内田慎一)

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