January 24, 2014 / 10:33 AM / 6 years ago

20年度財政収支、3%成長・歳出抑えても「赤字6.6兆円」=政府筋

1月24日、2014年度予算案が将来の財政状況にどう影響するかを示した「後年度歳出・歳入への影響試算」の全容がわかった。写真は2010年9月、都内で撮影(2014年 ロイター/Yuriko Nakao)

[東京 24日 ロイター] -2014年度予算案が将来の財政状況にどう影響するかを示した「後年度歳出・歳入への影響試算」の全容が24日、わかった。

国と地方の基礎的財政収支(プライマリーバランス)の赤字は、経済成長3%を実現し、社会保障費などの歳出を削っても2020年度になお6.6兆円の赤字が残り、政府目標は達成の見通しがたたない。

試算は、経済成長3%と1.5%のいずれかの場合で、さらに歳出を抑えないケースと抑えた4パターンを想定。どうすれば国際公約である財政赤字の15年度までの半減や、その先の20年度の黒字化ができるかを示すものだ。財務省が来週の衆院予算委に提出する。

それによると15年度の「赤字半減」については達成できそう。今年4月の消費税率引き上げや景気回復による法人税収の伸びが見込まれ、14年度は5.2兆円の赤字削減が可能になった。試算では、歳出さえ抑えれば経済成長が3%、1.5%のいずれの場合でも、財政収支の赤字は13年度の23.2兆円から14.0兆円になるとしている。

しかし、その先の20年度に基礎的収支を黒字に転換させる目標については、その達成に向けた道筋は描けていない。税収が増えても過去に発行した国債の利払いなどがかさむためだ。

財務省は試算の中で、歳出を抑えず、経済成長が1.5%にとどまる最悪のケースで20年度に14.1兆円の赤字が残ると想定。歳出を抑え、経済成長が3%に達してもなお6.6兆円の赤字が残る、としている。

山口 貴也

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