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豪中銀、一段の利下げ可能性排除せず=議事録
2013年11月19日 / 01:06 / 4年後

豪中銀、一段の利下げ可能性排除せず=議事録

[シドニー 19日 ロイター] -オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)が19日発表した11月5日の政策理事会議事録によると、理事会は必要ならば一段の利下げの可能性を排除しないとしつつ、過去の利下げが景気刺激に功を奏している数多くの証拠があると指摘した。

11月19日、豪中銀が発表した11月5日の政策理事会議事録によると、理事会は必要ならば一段の利下げの可能性を排除しないと指摘した。写真はシドニー市内の豪中銀の建物。8月撮影(2013年 ロイター)

中銀は議事録の中で、豪ドル相場は依然として不快なほど高水準にあり、幅広い景気回復を生み出すためには一段の下落が必要だとの認識をあらためて示した。

豪中銀は今月、政策金利のオフィシャルキャッシュレートを過去最低の2.50%に据え置くことを3カ月連続で決定。2011年終盤以降の利下げ幅は計225ベーシスポイント(bp)となっている。年内最後となる理事会は12月3日に開かれ、政策の据え置きはほぼ確実とみられている。

中銀は「理事会は、これまでの刺激策の大きさを考慮すると、キャッシュレートを据え置きつつ、(刺激)効果を引き続き見極め、経済活動の持続可能な伸びを支援するのに適切で、インフレ目標に沿っているならば、一段の利下げの可能性を排除しないことが賢明だと判断した」と指摘。「インフレは引き続き目標に収まっており、豪ドルは今年の以前の水準は下回っているものの、依然として不快なほど高水準となっている。メンバーはバランスの取れた経済成長を達成するために為替レート水準の低下が必要だと指摘した」と明らかにした。

豪中銀は議事録の中で、鉱山投資の減少や豪ドル高、低調な政府支出によって、成長は短期的に抑制されると強調。ただ、非資源分野への投資が徐々に盛り上がるほか、住宅市場が低金利を背景に堅調に推移することに自信を示した。

中銀は「金融政策が金利動向に敏感なセクターの活動や資産価値を支えていることを示す証拠が増えており、金融政策運営とのタイムラグを考慮すれば、刺激効果はしばらく続くだろう」とした。

また、豪中銀は住宅バブルの懸念を再び否定。「メンバーらは討議する中で、住宅市場や住宅に関連した新たな活動でこれまでに見られた進展は、低金利水準に伴う予想された効果の範囲内にあると述べた」とした。

企業景況感の最近の改善については、企業が新たなリスクを取り、雇用や投資を増やすことを意味するかどうかを判断するには時期尚早だと説明。労働市場は依然として軟調だが、雇用の伸びがこれ以上低下しないことを示す先行指標が複数あると指摘した。

議事録は「金融政策が適切かどうかを評価するため、理事会は向こう数カ月は引き続き経済統計を見極めるだろう」と結論付けた。

*内容を追加しました。

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