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リラ防衛へ断固とした措置、引き締めためらわず=トルコ中銀総裁
January 28, 2014 / 8:57 AM / 4 years ago

リラ防衛へ断固とした措置、引き締めためらわず=トルコ中銀総裁

[アンカラ 28日 ロイター] -トルコ中央銀行のバシュチュ総裁は28日、通貨リラ防衛とインフレ抑制に向け断固とした措置をとる姿勢を打ち出し、必要なら「持続的な形」で金融引き締めを行うことをためらわないと表明した。

1月28日、トルコ中央銀行のバシュチュ総裁は、通貨リラ防衛とインフレ抑制に向け断固とした措置をとる姿勢を打ち出し、必要なら「持続的な形」で金融引き締めを行うことをためらわないと表明した。アンカラで同日撮影(2014年 ロイター/Umit Bektas)

政治的配慮から利上げに消極的になっているとの懸念を否定した格好で、市場では中銀がこの日の緊急政策決定会合で利上げに踏み切るとの観測が高まっている。

資本規制については、選択肢にないとして可能性を否定。中銀がリラ防衛のためにこれまでに実施してきたような引き締め措置は、金利による裏付けがあるほうが「はるかに効果的」との見方を示した。

バシュチュ総裁は四半期インフレ報告に関する記者会見で、「トルコでは政治家が中銀の決定について公に批評するが、これで中銀の独立性が損なわれるとは思わない」と指摘。

「中銀があらゆる手段を利用することに誰もためらいを感じるべきではない。中銀は必要なら、持続的な金融引き締めに向けた措置を講じることをためらわない」と述べた。

通貨リラは総裁発言を受け、27日終盤の1ドル=2.3120リラから、2.2601リラに上昇した。27日午前には2.3900リラで最安値を付けていた。

マークイットによると、トルコの債務保証コストは27日の1年7カ月ぶり高水準から低下した。

中銀は2014年末のインフレ率見通しを6.6%へ大幅に引き上げた。28日には2011年8月以来初となる緊急の金融政策決定会合が開催されるが、その場で利上げが行われるとの市場観測が強まっている。

ロイター調査によると、エコノミストの予想中央値では、政策金利を225ベーシスポイント(bp)引き上げ10%にすると予想されている。

エコノミスト31人中30人が利上げを予想し、据え置きを見込んだのは1人にとどまった。引き上げ幅の予想レンジは125bp─425bp。

緊急会合の結果は現地時間29日午前零時(日本時間29日午前7時)に発表される。

中銀はこの日公表した政府宛ての書簡の中で、インフレ率は2015年半ばに中期目標の5%に低下するとの見通しを示した。2013年末時点のインフレ率が7.4%と、同年目標の5.3%を上回ったことについては、リラ安が主な要因と説明した。

これとは別に、前週開いた金融政策決定会合の議事録では、インフレ率は目先、目標の5%を大幅に上回る水準に高止まりするとの見通しを示した。経常赤字(金貿易の影響を除く)については、年内に一段と大幅に縮小すると予想した。

*内容を追加して再送します。

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