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中国軍は台湾防衛力「まひ」化可能、国防部が年次報告書で警戒感

9月1日、台湾国防部(国防省)は議会に宛てた中国軍に関する年次報告書の中で、中国軍は台湾の防衛力を「まひ」させることが可能で、台湾軍の動向を完全に監視できているとの認識を示した。写真は2016年8月、中国人民解放軍による侵攻を想定した軍事演習でフレアを放つ台湾の戦闘機(2021年 ロイター/Tyrone Siu)

[台北 1日 ロイター] - 台湾国防部(国防省)は議会に宛てた中国軍に関する年次報告書の中で、中国軍は台湾の防衛力を「まひ」させることが可能で、台湾軍の動向を完全に監視できているとの認識を示した。ロイターが報告書のコピーを確認した。

台湾に全面侵攻する能力が中国にはまだないとしていた昨年の報告書よりもはるかに深刻な認識となった。

今年の報告書によると、日本列島から台湾、フィリピンを結ぶ「第1列島線」の西側の至る所で通信を阻止することを含め、中国は「ソフトとハードの電子攻撃」を実行することが可能。「(中国は)インターネット軍と合同で世界のインターネットに有線・無線の攻撃を仕掛けることが可能で、これはまずはわれわれの防空能力、制海権、反撃システム能力をまひさせ、われわれにとって大きな脅威となる」とした。

報告書はまた、中国は中国版全地球測位システム(GPS)「北斗」を使った偵察能力も向上させている、と指摘。これは中国が偵察機やドローン、情報収集艦の定期的な展開による支援を受けながら台湾周辺の動向を監視できることを意味する、と付け加えた。

中国国防省からは今のところコメントを得られていない。

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