October 31, 2018 / 11:11 AM / 16 days ago

第3四半期の台湾GDP、前年比+2.28%に鈍化 貿易戦争が逆風

[台北 31日 ロイター] - 台湾主計総処が発表した第3・四半期の域内総生産(GDP)速報値は前年同期比2.28%増だった。これは2017年第2・四半期以降で最低の伸び率。米中貿易摩擦で輸出品の需要が伸び悩んだ。ロイターがまとめた市場予想の2.2%増をやや上回ったが、第2・四半期の3.3%増から鈍化した。

アナリストによると、年末商戦向けのエレクトロニクス製品の受注は好調だったが、米中貿易摩擦を背景に機械類の需要が鈍化した。

台湾主計総処は、第3・四半期の景気減速について、貿易戦争で域内の消費が低迷したと分析。「貿易戦争が消費者心理に悪影響を及ぼしている」との認識を示した。

国泰金控のアナリスト、エイダン・ワン氏によると、米中貿易戦争の拡大を前に輸出を急ぐ動きが出たことが、第3・四半期のGDPを一部押し上げる要因となった。

一部の企業が、関税を回避するため、発注先を中国から台湾に変更したことも寄与した。

台湾中銀は先月、今年の経済成長率の予測を2.68%から2.73%に修正した。成長を支えるため、適度に緩和的な金融政策を継続する方針も示した。

昨年の経済成長率は2.86%だった。

ファースト・キャピタル・マネジメントのアナリスト、Liu Cheng-yu氏は「貿易戦争がエスカレートすれば、来年の台湾の経済成長率は深刻な影響を受ける公算が大きい」との見方を示した。

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