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米アリゾナ州知事、台湾との連携強調 TSMC工場建設の進捗称賛

 8月31日、台湾を訪れている米アリゾナ州のデューシー知事(共和党)は、投資関連の会合で、世界最大の半導体受託生産メーカーである台湾積体電路製造(TSMC)によるアリゾナ州での新工場建設の進捗ぶりを称賛するとともに、同州と台湾との長い提携関係を強調した。アリゾナ州フェニックスで2018年11月撮影(2022年 ロイター/Nicole Neri)

[台北 31日 ロイター] - 台湾を訪れている米アリゾナ州のデューシー知事(共和党)は31日、投資関連の会合で、世界最大の半導体受託生産メーカーである台湾積体電路製造(TSMC)によるアリゾナ州での新工場建設の進捗ぶりを称賛するとともに、同州と台湾との長い提携関係を強調した。

米アップルの主要サプライヤーであるTSMCはアリゾナ州に120億ドル規模の工場を建設している。

知事は、TSMCは同州への投資を2020年に発表してから2年後に主要工場の建設を完了し、なお素晴らしい進展を続けていると発言。実際に建設現場を視察するとさらに印象的だったと述べた。

また、TSMCの他にも、台湾を拠点とするサプライヤー約20社がアリゾナ州を投資に適していると見出しているとし、同州と台湾の提携は数十年に及んでいると指摘。「台湾のF─16戦闘機のパイロットはこれまで25年以上にわたり、アリゾナ州にあるルーク空軍基地で訓練を受けてきた。台湾の国防強化においてアリゾナ州が果たす役割をとりわけ誇りに思う」と語った。

デューシー知事は9月1日まで3日間台湾に滞在し、蔡英文総統と面会するほか、半導体企業関係者とも会う予定だ。

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