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外債投資、クレジット物中心の方向=17年度下期・太陽生命計画
2017年10月20日 / 07:32 / 1ヶ月前

外債投資、クレジット物中心の方向=17年度下期・太陽生命計画

[東京 20日 ロイター] - T&Dホールディングス(8795.T)傘下の太陽生命保険は20日、2017年度下期の資産運用計画について、外債はデュレーションを抑制しながらクレジット物を中心にした資金配分を考えていることを明らかにした。上期はオープン外債のウエートを高めた。国内債券に関しては内外の金利の状況を考えれば、抑制的なスタンスになる見通しを示した。上期の運用実績では事業債、銀行の劣後債などを中心に組み入れた。

 10月20日、T&Dホールディングス傘下の太陽生命保険は、2017年度下期の資産運用計画について、外債はデュレーションを抑制しながらクレジット物を中心にした資金配分を考えていることを明らかにした。写真はドル紙幣、昨年10月撮影(2017年 ロイターValentyn Ogirenko)

太陽生命保険・執行役員の根釜健氏が、ロイターとのインタビューで述べた。

<上期の外債投資、トレジャリーより事業債が中心>

上期の外債投資について、根釜氏は「残高ベースで前年度と比較すると、増加した。米ドルベースの物が多く、トレジャリーよりはスプレッドのある高格付けの事業債が中心になった」と話した。ヘッジ付き外債とのパフォーマンスを考慮したうえで、オープン外債のウエートを高めたという。

下期の外債投資について、根釜氏は「資金の配分については増加させる方向にある。現状の円債が償還になり再投資を考えた場合、収益に見合う物がなかなか出てこないため、外債へシフトしていくことになる」と述べた。米金利は緩やかな上昇傾向を想定しており、デュレーションを抑制しながら収益を補う意味でもクレジット物を中心にした資金配分を考えているという。

米利上げに関しては「時間をかけたスローなペースでの利上げとなり、今年1回、来年2回程度を想定している」(根釜氏)とみている。

<上期運用実績、日本国債は減少>

上期の運用実績では、日本国債は残高ベースで前年度と比較すると、減少した。ただ、円債全体で見ると、ほぼ横ばいになったという。根釜氏は「事業債、銀行の劣後債などを中心に組み入れた」と話した。

下期の運用計画は「内外の金利の状況を考えれば、国内債券に関しては抑制的なスタンスになる。クレジット物については、スプレッドなどを考慮した上で、選別していく考えにある」(根釜氏)という。

<日本株、上期は売買ベースで増加>

日本株の上期運用実績は、売買ベースで前年度から増加した。根釜氏は「景気がグローバルにしっかりしていたことが背景にある。地政学リスクがあるが、世界的にリセッションを起こす蓋然性はさほど高くないと考えていた」と話した。

下期の運用計画は「足元の日経平均株価はかなり上がってきたので、現段階では横ばいで運用することを考えている」(根釜氏)と述べた。

衆院選について、根釜氏は「現行の与党の体制が継続することが、短中期的には、金融市場の安定化をもたらしそうだ。今までの延長線上のなかで、マイナスではないとみている」という。

伊藤武文、竿代真一 編集:内田慎一

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