[東京 11日 ロイター] - 太陽誘電(6976.T)は11日、台風19号による浸水被害のあった子会社、福島太陽誘電(福島県伊達市)について、生産設備の点検復旧作業を継続しており、年内には生産を再開し、早期の完全復旧に努めると発表した。福島太陽誘電は電子機器に使うインダクタを生産している。
今回の被害が連結業績に与える影響は現在調査中で、開示すべき事項が発生した場合は速やかに公表する、としている。
同日発表した2020年3月期連結業績予想は、営業利益が前年比7.8%増の380億円、当期純利益が5.5%増の250億円で従来 予想を据え置いている。
内田慎一