(見出しの純利益を営業利益に、1段落目のコンセンサス予想を498億円から672億円に訂正します)
[東京 7日 ロイター] - 太陽誘電は7日、2023年3月期の連結営業利益が前期比38.4%減の420億円となる見通しと発表した。IBESによるアナリスト18人のコンセンサス予想672億円(訂正)を下回った。従来予想は700億円だった。
連結売上高予想は3850億円から前期比2.2%減の3420億円、純利益は480億円から同38.4%減の335億円へと引き下げた。各国で金融引き締めが進む中、第3・四半期以降、世界経済の減速が懸念され、パソコンやスマートフォン、データセンターなどを中心とした生産台数の減少や在庫調整などにより、電子部品の需要環境は期初の想定より悪化することが見込まれるとしている。
ロシアやウクライナでの売上高は小さく、業績に与える影響は軽微という。新型コロナウイルスによる影響も第3・四半期以降は発生しない見込みで、為替前提は1ドル=143円となっている。
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