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欠陥エアバッグ問題、タカタが有罪認める 米連邦裁は和解案承認
2017年2月27日 / 23:32 / 9ヶ月後

欠陥エアバッグ問題、タカタが有罪認める 米連邦裁は和解案承認

[デトロイト 27日 ロイター] - 自動車部品大手タカタ7312.Tは27日、デトロイトの連邦裁判所で開かれた審理で、欠陥エアバッグ問題について有罪を認めた。裁判所は10億ドルを支払う和解案を承認し、タカタの投資家やスポンサーの支援確保に向けた動きが本格化する見込み。

 2月27日、自動車部品大手タカタは、デトロイトの連邦裁判所で開かれた審理で、欠陥エアバッグ問題について有罪を認めた。裁判所は10億ドルを支払う和解案を承認し、タカタの投資家やスポンサーの支援確保に向けた動きが本格化する見込み。東京にある同社のショールームで9日撮影(2017年 ロイターS/Toru Hanai)

この問題では、エアバッグインフレーターの破裂に関連して少なくとも16人が死亡。自動車メーカー10社が2008年以降、世界で3100万台以上のリコール(回収・無償修理)を実施した。

ジョージ・スティース判事は、自動車メーカーはタカタがエアバッグの欠陥を15年以上にわたって隠していたことの被害者とも言えるとの認識を示した。

規定では最大15億ドルの罰金を科すことが可能と指摘し、タカタに対しより厳しい判断を示すことも検討したと明らかにした。しかし同社が破綻する恐れがあり、そうなればエアバッグのリコールが遅れかねないため和解案を承認したと説明した。

タカタは先月、不正を認めて和解金10億ドルの支払いで合意。検察当局は、インフレーターの問題を隠すために検査結果を改ざんした罪で同社幹部3人を起訴している。

和解金は、被害者への補償金1億2500万ドルのほか、リコールで損失を被った自動車メーカーへの賠償8億5000万ドルなど。タカタは1月、賠償基金の創設で合意した。

ホンダ(7267.T)、日産自動車(7201.T)、マツダ(7261.T)、独BMW(BMWG.DE)、米フォード・モーター(F.N)などは、欠陥を知りながらタカタのエアバッグを使用し続けたとして所有者から訴えを起こされている。

スティース判事は自動車メーカーの欠陥エアバッグの交換費用について、「(賠償金の)8億5000万ドルの5倍、6倍あるいは9倍になるとみられる」と指摘し、76億ドルを超える可能性を示唆した。

タカタと司法省の和解合意は認められたが、事故の被害者による民事訴訟は今後も続く。

タカタの再建について、スティース判事や司法省の弁護士はスポンサーが見つからなければ破綻もあり得るとの見方を示した。

*内容を追加します。

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