September 21, 2018 / 12:32 AM / 3 months ago

インド、イスラム教徒男性による「即時離婚宣告」に懲罰規定

 9月19日、インドはイスラム教徒の男性による「即時離婚宣告」を撲滅するため、こうした行為に対する逮捕および禁錮刑の懲罰規定を設定する勅令を閣議決定した。写真は即時離婚の違法化に反対する人々(2018年 ロイター/Francis Mascarenhas)

[ニューデリー 19日 ロイター] - インドは19日、イスラム教徒の男性による「即時離婚宣告」を撲滅するため、こうした行為に対する逮捕および禁錮刑の懲罰規定を設定する勅令を閣議決定した。

これは、アラビア語で離婚を意味する「タラーク」(talaq)と男性が3回唱えるだけで即時離婚が可能になるという制度で、昨年8月に最高裁が違法と判断している。

勅令は、即時離婚制度を懲罰対象になり得る行為と規定。プラサド司法相によると、妻が希望すれば和解が可能になる。ただ、禁錮刑の期間は明らかでない。

また勅令は、妻または近親者が警察に苦情を申し立てることを認め、警察は必要に応じて夫を逮捕できるとしている。プラサド司法相は、勅令は性別間の平等と正義だとした。

一方、同相は「3回『タラーク』と唱える即時離婚はまだ根絶されていない」とも指摘。違法判断の後もこれまでに201件の即時離婚を把握していると述べた。具体的には、ワッツアップ・メッセンジャー上で男性が離婚を言い渡したり、料理が下手といった理由で離婚したりするケースが存在するという。

今回の決定には、来年の総選挙でモディ首相率いる与党が多数派のヒンドゥー教徒以外の有権者からも支持を取り付けたい意向から、少数派社会の女性有権者にアピールする狙いがあるとみられている。

最新の統計によると、インドの人口の80%がヒンドゥー教徒で、イスラム教徒が占める割合は14%。

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