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タリバン、米国人人質ら2人を解放 幹部3人解放と引き換え

11月19日、アフガニスタンの反政府武装勢力タリバンは、3年余りにわたって人質として拘束していた米国人とオーストラリア人の大学教授2人を解放した。写真は拘束されていた2人の米国人。アフガニスタンで2017年1月撮影とみられる。ソーシャルメディアより(2019年 ロイター)

[ペシャワール(パキスタン)/カブール 19日 ロイター] - アフガニスタンの反政府武装勢力タリバンは19日、3年余りにわたって人質として拘束していた米国人とオーストラリア人の大学教授2人を解放した。アフガニスタン政府がタリバンの幹部3人を釈放したのと引き換え。同国の高官が明らかにした。これによりアフガニスタンの和平協議再開への期待が高まった。

解放されたのは米国人のケビン・キング氏とオーストラリア人のティモシー・ウィークス氏。両氏は2016年8月、教授として勤務していたカブールのアメリカン大学の外で拉致されていた。

タリバン幹部を釈放したアフガニスタン政府の決定は、タリバンとの直接対話への鍵を握る措置とみられている。タリバンはこれまで同国政府との交渉を拒否してきた。

トランプ米大統領は9月、大統領山荘キャンプデービッドで予定していたタリバン幹部とアフガニスタンのガニ大統領との会談を取りやめ、和平協議を打ち切る考えを表明。その後、和平協議は暗礁に乗り上げていた。

ポンペオ米国務長官は声明で「タリバンは教授2人の解放が善意の姿勢を意図していると伝えており、これを米国は歓迎する」と説明。教授2人は米軍施設で診察を受けていると明らかにした。

ポンペオ氏はまた、アフガニスタン政府によるタリバン幹部の釈放も歓迎すると表明。その上で、こうした動きがアフガニスタン内戦を早期に政治的に決着させる「有望な兆候」とみていると付け加えた。

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