[30日 ロイター] - インドで、台座を含めると高さ240メートルに達する世界最大の立像が完成した。ニューヨークの自由の女神像の2倍もあるこの像は、これまで世界一の高さを誇った中国河南省の魯山大仏を上回る。
この「統一の像」は、モディ首相の出身地であるグジャラート州の遠隔部に建設された。総工費は約4億2000万ドル(約476億円)、使用した鉄は700トンに及ぶという。
像の人物は「鉄の男」の異名をとった政治家サルダール・パテール。独立後、500あまりの藩王国が割拠したインドの統一に貢献した人物だが、インド国外の人にはあまり馴染みがない。
パテール生誕143周年となる31日に、モディ首相が完成披露式典を行う。
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