[13日 ロイター] - TDK6762.Tと米通信用半導体大手のクアルコムQCOM.Oは13日、30億ドルを投じ、無線技術で使われる部品を製造する合弁会社を設立したと公表した。
合弁会社は「RF360ホールディングス」。クアルコム側が51%、TDK子会社の独エプコスが49%出資する。
スマートフォンやドローン、ロボットのほか、あらゆるモノがインターネットを通じてつながる「インターネット・オブ・シングス」関連機器との無線通信に使う主要構成部品などを供給する。
TDKや子会社からモジュールデザインや製造資産、関連特許を分割、合弁会社やクアルコムの子会社が買い取る。買収規模は約30億ドル。
13日午前の米国株式市場で、クアルコムの株価は約1.7%上昇している。
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