November 2, 2018 / 6:35 AM / 16 days ago

米ハイテク大手、分割が必要になる可能性も=「ウェブの父」

 11月1日、ワールド・ワイド・ウェブの仕組みを発明し「ウェブの父」と呼ばれる英国の科学者ティム・バーナーズ・リー氏は、フェイスブックやグーグルなど米シリコンバレーのハイテク企業について、あまりにも強大な存在になり過ぎており、ライバル企業の登場や嗜好の変化で力が削がれない限り、分割が必要になるかもしれないとの認識を示した。ロイターのインタビューに応えるリー氏。10月にロンドンで撮影(2018年 ロイター/SIMON DAWSON)

[ロンドン 1日 ロイター] - ワールド・ワイド・ウェブ(WWW)の仕組みを発明し「ウェブの父」と呼ばれる英国の科学者ティム・バーナーズ・リー氏は、フェイスブック(FB.O)やグーグル(GOOGL.O)など米シリコンバレーのハイテク企業について、あまりにも強大な存在になり過ぎており、ライバル企業の登場や嗜好の変化で力が削がれない限り、分割が必要になるかもしれないとの認識を示した。

ロイターとのインタビューで述べた。

同氏は、インターネットの現状に失望しているとも発言。個人データの乱用を巡る不祥事が起きており、ソーシャルメディアが憎しみの拡散に利用されているとの認識を示した。

同氏は「1つの企業が歴史を通じてその分野を独占すると、別の選択肢が浮上して物事を破壊することが期待できなくなるのが普通だ」と発言。

ただ「(ハイテク大手を)分割する前に、中小企業の追撃を受けていないか、また市場の変化や、関心が別の方面に向かうことで打撃を受けていないかを検証する必要がある」との認識も示した。

英コンサルティング会社ケンブリッジ・アナリティカがフェイスブックのユーザー8700万人分の個人情報を入手した問題については、氷山の一角だと発言。

「ウェブの現状に失望している」とし、「個人の力を高めようという感情が失われてしまった。楽観論が崩れてしまったと多少感じている」と述べた。

同氏は、ソーシャルメディアが憎しみを拡散させるために使われていると批判。「ツイッターに愛を一滴垂らしても愛は朽ちていくように見えるが、憎しみを一滴垂らすと、どんどん増殖していくように感じられる。そしてこんな疑問がわく。ツイッターがメディアとしてそのように作られていることが原因なのかと」と語った。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below