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キヤノン、家庭用SEDテレビの開発を断念

 5月25日、キヤノンはSEDを搭載した家庭用テレビの開発を断念する方針を決めたと発表。写真は同社ロゴ。2008年11月撮影(2010年 ロイター/Yuriko Nakao)

  [東京 25日 ロイター] キヤノン7751.Tは25日、SED(表面電界ディスプレー)を搭載した家庭用テレビの開発を断念する方針を決めたことを明らかにした。

 液晶やプラズマに対抗する高精細の大画面テレビの商品化を目指していたが、世界的に競争が激化する薄型テレビ事業に参入するのは得策ではないと判断した。

 同社の広報担当者がロイターの取材に答えた。一方で、医療や教育現場での表示装置など業務用の出力機器への応用は検討していき、SEDそのものの研究開発は続ける。

 SEDは、液晶やプラズマに続く次世代パネルとして、高精細で大型化に適しているなど技術的に優位性があるとされているが、価格競争に耐えられる量産化の技術確立が課題となっている。キヤノンは当初、東芝6502.TとSEDの共同開発を開始して、04年に両社で折半出資会社を設立したが、07年には東芝が離脱。キヤノン単独でSEDの開発を進めていた。

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