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NTTドコモ、来年4月以降の全機種にSIMロック解除機能を搭載へ

 7月6日、NTTドコモは2011年4月以降に発売する全機種を対象に「SIMロック」を解除する機能を搭載する方針を明かした。写真は4月、都内のドコモショップ前で(2010年 ロイター/Issei Kato)

 [東京 6日 ロイター] NTTドコモ9437.Tは6日、2011年4月以降に発売する全機種を対象に、携帯電話を他社の通信会社の回線で使えないように制限している「SIM(シム)ロック」を解除する機能を搭載する方針を明らかにした。

 国内通信会社で解除の方向を打ち出すのは初めて。総務省は6月末、通信会社にSIMロックを「主体的に」解除するよう促す指針を公表しており、NTTドコモはこれに応じて準備を進める。

 同社広報部がロイターの取材に答えた。SIMロックが解除されれば、ドコモが発売する携帯電話でも、他社のSIMカードを入れ替えれば他社回線が利用できるようになる。NTTドコモは、来年4月以降に発売する全機種にSIMロック解除の機能を搭載することで「いつでも対応できるように準備を進める」(広報)方向。ただ、実際の解除の前提条件として「国内携帯4社が歩調を合わせること」(同)との方針も示しており、来年4月以降にSIMカードの入れ替えが普及するかどうかは不透明だ。

 今後、NTTドコモは、通信会社間で不公平が出ないような政策を総務省に求めていく。しかし、一部の機種のSIMロック解除を検討しているソフトバンク9984.Tは、米アップルAAPL.Oの「iPhone(アイフォーン)」の解除には慎重な姿勢だ。さらに、KDDI9433.Tは、ドコモやソフトバンクとは通信方式が異なっていることから、回線の乗り換えが利用できず、次世代通信「LTE」で回線方式が統一されるまで待つ必要がある。このため、通信会社の公平性を確保するには、依然として紆余曲折が予想されている。

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