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米グーグルが日本で電子書籍販売に参入へ、来年初めにも

 7月8日、米グーグルが来年初めに日本で電子書籍販売を始める方向で準備を進めていることが分かった。写真は昨年7月、グーグルの建物前で(2010年 ロイター/Christian Hartmann)

 [東京 8日 ロイター] 米グーグルGOOG.Oが、来年初めに日本で電子書籍販売を始める方向で準備を進めていることが8日分かった。電子書店の「グーグルエディション」のサービスを国内で開始する計画。ロイターの取材に対し、グーグル日本法人の広報が明らかにした。

 米アップルAAPL.Oが「iPad(アイパッド)」を発売したほか、米アマゾン・ドット・コムAMZN.Oとソニー6758.Tも国内参入の準備を進めていることが分かっており、電子書籍市場の活性化につながりそうだ。

 グーグルエディションは、パソコンやスマートフォンなどウェブブラウザーを持つすべての端末を対象に電子書籍を販売するサービス。グーグル検索の結果として書籍本文の20%まで閲覧できる「グーグルブックス」の機能の延長で、エディションでは100%閲覧の権利を購入できる。

 グーグル日本法人によると、エディションは米国で今年夏にサービス開始するのに続き、日本国内で来年初めの始動を目指し、国内出版社に電子書籍コンテンツ提供を呼び掛けている。ブックスに参加する出版社は全世界で3万社で、登録書籍は200万冊だが、国内では数百の出版社と数万冊の登録にとどまっている。今後、グーグル日本法人は国内出版社に対し、ブックスだけでなくエディションへの参加を求めることで電子書籍コンテンツの調達ルートを拡大していく。

 国内電子書籍市場をめぐっては、アップルが5月にiPadを発売したほか、ソニーが年内に電子書籍端末「リーダー」を発売する予定。出版社から電子書籍コンテンツを確保するため、ソニーはKDDI9433.T、凸版印刷7911.T、朝日新聞と組んで電子書籍の調達・配信会社を立ち上げる計画。アマゾンは「キンドル」日本語版の発売に向けて、国内出版社との協議を続けている。

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