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公取委、DeNAに独禁法違反の疑いで立ち入り検査

 [東京 8日 ロイター] 公正取引委員会は8日、ソーシャルゲームサイト「モバゲータウン」を運営するディー・エヌ・エー(DeNA)2432.Tに対し、独占禁止法違反(不公正な取り引き)の疑いがあったとして立ち入り検査した。DeNA広報がロイターの取材に答えた。

 DeNA広報によると、公取委は「拘束条件付き取引」に抵触した疑いで調査に入っている。優先的な立場を利用して取引業者の事業活動を制限する行為で、独禁法で禁じている。これに対してDeNAは「調査に全面的に協力していく」とのコメントを発表した。

 DeNAは今年1月から、ゲームの開発仕様を外部企業に公開し、第三者が作ったソーシャルゲームの提供を受けて課金収入の一部を得る「オープンプラットフォーム」の仕組みを構築した。これに対して競合するグリー3632.Tもソーシャルゲームサイト「GREE」において今年6月から同様の仕組みを導入。両社とも外部ゲームの課金が収益に直結するビジネスモデルで、人気ゲームの獲得競争が激しくなっている。

 複数の関係者によると、今年7―8月頃にDeNAは、開発業者の一部にグリーにゲームを提供しないよう持ちかけて、これに従わなければ、モバゲー内で検索ができなくなるなど不利な扱いをほのめかしたという。グリーは8月10日に外部ゲームの拡充を図ったが、計画よりも小ないタイトル数にとどまったという。

(ロイター日本語ニュース 村井 令二)

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