[ラスベガス 6日 ロイター] ソニー6758.Tは、2012年までにタブレット端末で米アップルAAPL.Oに次いで世界2位を目指す方針。パソコン事業トップの鈴木国正氏が6日明らかにした。
ソニーは、ラスベガスで開かれている国際家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」ではアップルの「iPad(アイパッド)」に対抗するタブレット製品を発表していないが、鈴木氏は追い上げに意欲を示した。
同氏は「iPadは間違いなくタブレットの王者だが、2位、3位はどうだろう」と述べ、「1年以内に2位の座につきたい」と語った。
また、開発がうわさされているプレイステーション携帯について、好機となる可能性があるとした上で、詳細への言及は差し控えた。
ハワード・ストリンガー会長はタブレット製品について、3次元(3D)機能を搭載すべきか検討しているとし、他社製品との差別化を図るためには発表のタイミングを見計らう必要があるとの見方を示した。
同氏が英国放送協会(BBC)の会長候補に挙がっているとの報道は否定した。