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任天堂4―12月当期利益は‐74%、通期ゲーム機販売を下方修正

 1月27日、任天堂の2010年4―12月連結業績は、当期利益が前年比74.3%減の495億円だった。写真は2008年12月、京都の同社オフィス(2011年 ロイター/Issei Kato)

 [大阪/東京 27日 ロイター] 任天堂7974.OSが27日発表した2010年4―12月の連結業績は、当期利益が前年比74.3%減の495億円だった。携帯型ゲーム機の値下げや販売減に加え、円高進行による外貨資産の評価損が響いた。年末商戦の結果を受けて、据置型・携帯型ともゲーム機の通期販売計画を下方修正した。 

 4─12月の売上高は前年同期比31.7%減の8079億円、営業利益は同46.5%減の1587億円。4―12月期の据置型ゲーム機「Wii」の販売台数は1372万台(前年同期は1705万台)、携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」の販売台数は1570万台(同2335万台)にとどまった。また6―9月にDSシリーズを値下げしたことも響いた。円高進行を受けては、売上高で前年比710億円の減少要因となったほか、外貨建て資産の12月末の評価損844億円を営業外費用に計上した。

 10年の年末商戦では、米国市場などで昨年に及ばなかった。これにより、通期のWiiの販売台数計画は従来の1750万台を1600万台に、DSは2350万台から2250万台にそれぞれ下方修正した。DSの販売計画には、裸眼で3D映像が見られる「ニンテンドー3DS」(2―3月に日米欧で発売)の400万台を含むが、この計画は据え置いた。

 大阪市内で記者会見した森仁洋専務は、年末商戦の結果について「09年の暮れは、大ヒットソフト(ニュースーパーマリオブラザーズWii)があったが、残念ながら昨年末はそんな大ヒットは出なかった。ただ、前年に比べて減ったが、絶対的な水準からすると健闘したと思う」とも指摘した。来期の3DSの販売計画は「2―3月からの世界の販売状況をみて検討する」とした。

 11年3月期の連結営業利益予想については、前年比41.1%減の2100億円で据え置いた。トムソン・ロイター・エスティメーツによる主要アナリスト15人の予測平均値2014億円を4.2%上回っている。連結当期利益予想も同60.6%減の900億円で据え置き。

 (ロイターニュース 村井令二 大林優  取材協力:堀江祐実)

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