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米グーグル第1四半期は利益が予想下回る、営業コスト増

 [サンフランシスコ 14日 ロイター] インターネット検索サービス大手の米グーグルGOOG.Oが14日発表した第1・四半期決算は、営業コストの増加が響き、利益が市場予想を下回った。

 これを受け、同社株は時間外取引で急落した。

 第1・四半期の純利益は23億ドル(1株当たり7.04ドル)。前年同期は19億6000万ドル(同6.06ドル)だった。

 特別項目計上前の利益は1株当たり8.08ドルで、アナリストの予想平均である同8.10ドルを下回った。

 純売上高は65億4000万ドルで、アナリスト予想の63億2000万ドルを上回った。

 検索広告の平均クリック単価は前年同期比約8%増加した。前期比では1%減。

 投資家は、コストが54%増の28億4000万ドルとなり、純売上高の伸び(29%増)を上回ったことに注目している。コストの増加は、グーグルの人材採用の拡大や、従業員の昇給を反映している。

 アナリストは、グーグルの共同創業者であるラリー・ペイジ新最高経営責任者(CEO)が、ソーシャルネットワーキングや携帯端末などの分野への積極的な進出に向けて新製品の開発に投資し続けるとみている。

 同CEOは、アナリスト向けの電話会議にわずか数分出席しただけで、成長と革新の復活に向けた同CEOの計画を聞こうと期待していた一部のアナリストを失望させた。

 グーグルは今年、6000人以上の採用を計画しており、第1・四半期に過去最高の2000人を採用した。また1月1日に全社で約10%の昇給を実施した。

 BGCパートナーズのアナリスト、コリン・ギリス氏は「売上高の伸び以上に経費が増加している。グーグルが経費を惜しみなく使っていることに驚いている向きもいる」と指摘。「ただ、ラリー・ページ氏は経費を増やすことをかなり明確に示唆している。経費に目標があり、将来の収入源になるのであれば、ページ氏にとって良い結果となるが、もしそうでなければ規律のない出費ということになる」と語った。

 グーグルの株価は米株市場通常取引終了後の時間外取引で5%近く下落し、551.34ドルをつけた。

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