for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

パナソニック、三洋の白物家電事業をハイアールに売却へ

 [東京 28日 ロイター] パナソニック6752.Tは、子会社の三洋電機の白物家電事業2011年度内をめどに中国の家電大手ハイアール1169.HKに売却する。売却対象は、日本と東南アジアにある製造・販売拠点の約10社で、金額は今後交渉するが約100億円になる見込み。複数の関係筋がロイターに明らかにした。

 28日午後にも基本合意する。12年1月に三洋と事業統合するのを前に、課題となっていた白物家電の重複がほぼ解消される。売却の対象は、国内では三洋アクア(大阪府守口市)、ハイアール三洋エレクトリック(東京都港区)、湖南電機(滋賀県草津市)の3社で、東南アジアは、ベトナム、インドネシア、マレーシア、フィリピン、タイの5カ国で7社前後。東南アジア中心に約2000人の従業員の多くはハイアールに移る。

 三洋は日本と東南アジアの地域で冷蔵庫と洗濯機の事業から撤退するが、中国で白物家電事業を手掛ける合肥栄事達三洋電器(合肥三洋・安徴省合肥市)はハイアールの事業と重複するため、売却の対象から外れた。

 また、三洋の白物家電の国内拠点である「三洋電機コンシューマエレクトロニクス(三洋CE)(鳥取市)」は「ゴパン」など特長ある製品を製造しており、パナソニックグループで活用していく方針。今回の売却の対象にはなっていないが、9月末までに数百人規模の人員削減を行う方向で調整している。

 (ロイターニュース 村井令二 浜田健太郎;編集 田中志保)

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up