[11日 ロイター] 中国・雲南省の昆明市当局は、同市内で偽「アップルストア」の存在が明らかになった問題で、ほかにも非公認のアップル販売店が22店舗あることを確認した。国営メディアが11日報じた。
アップルはこの問題を受けて、不当競争と登録商標侵害に当たると非難していたが、省当局はこうした店舗に対し、同社ロゴの使用を停止するよう命じた。
新華社によると、当局は苦情ホットラインを設置し、監視を強化するという。ただ、こうした店舗が偽物を販売していたか、密輸されたアップル商品を扱っていたかは報じられていない。
中国では、アップル商品や他の電化製品を扱う非公認の店舗が数多くあるが、こうした店舗は海外で本物を購入して販売しているものの、関税を免れるために商品を不正に国内に持ち込んでいるという。