[10日 ロイター] 今月5日に死去した米アップルAAPL.Oの共同創業者、スティーブ・ジョブズ氏(享年56歳)の死因が、膵臓(すいぞう)の腫瘍による呼吸停止だったことがわかった。
死亡証明書によると、ジョブズ氏はカリフォルニア州パロアルトの自宅で、現地時間5日午後3時頃に息を引き取った。直接の死因は、「転移性のすい臓の腫瘍」による「呼吸停止」だったと記されている。遺体の検視解剖は行われず、7日にはパロアルトの無宗派の墓地に埋葬された。
ジョブズ氏は2004年にがんの手術を受けたが、自身の闘病については多くを語ってこなかった。妻と親族に看取られながらの最期だったという。