[ロンドン 26日 ロイター] フィンランドの携帯電話メーカー世界最大手、ノキアNOK1V.HEは26日、同社として初となる米マイクロソフトMSFT.Oのスマートフォン(多機能携帯電話)向け基本ソフト(OS)を搭載した機種を発表した。競争が激化し、苦境にあえぐスマートフォン事業の挽回を図る考えだ。
発表したのは「ルミア710」と「ルミア800」の2機種。それぞれ定価(税抜)を270ユーロと420ユーロに設定した。特にルミア800には、ユーザーからの要望が強かった無料のフル・ナビゲーションサービスが付いているという。
米国では2012年初頭、中国本土では同年上半期に発売するほか、それ以外の欧州などでは年末までに店頭に並ぶ予定だ。