[モスクワ 19日 ロイター] 旧ソ連時代の国別ドメインコード「.su」に思い入れを持つロシアの一部インターネットユーザーは、同コードの使用継続をめぐり、ドメイン管理団体と交渉を行っている。同コードの維持を目指す活動家らが19日に明らかにした。
旧ソ連崩壊から約16年が経つが、多くのネットユーザーが今でも旧ソ連の国別コードを使用しており、ロシアの企業や政治団体などの間では「.su」ドメイン人気がますます高まっている。
一方、ドメイン名やIPアドレスを国際的に管理する非営利組織ICANNは、旧ソ連の国別コードは時代遅れであり、ネット上からは消したい意向だとしている。
国別コード「.su」は1990年9月19日に旧ソ連に割り当てられたが、その15カ月後に連邦が解消された。