for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

再送:イーアクセスグループのイーモバイル、3月に携帯通話サービス開始

 [東京 25日 ロイター] イー・アクセス9427.Tグループのイー・モバイルは25日、携帯通話サービスを3月28日から開始すると発表した。同社初の通話サービスとなる。後発ながら、データ通信との組み合わせで通話の基本料無料や月額980円の24時間定額通話サービスなどのプランを消費者にアピールし、拡大傾向にある「2台目市場」の取り込みを進めたい考え。

 2月25日、イー・アクセスグループのイー・モバイルは携帯通話サービスを3月28日から開始すると発表。写真は2006年11月に東京都内で撮影した携帯電話を持つ女性(2008年 ロイター/Toshiyuki Aizawa)

 イーモバイルが提供する「ケータイプラン」では、1000円から4980円のデータ通信契約を前提とし、通話の基本料を無料とする。通話料金は、通話相手が使う携帯電話会社によらず30秒あたり18.9円としている。

 また、データ通信契約に加えて月額980円の定額料を支払えば、同社の通話サービス利用者間の通話が24時間無料になる「定額パック24」も選択できる。定額パック24では、他社の携帯電話やPHSへの通話が30秒あたり同9.45円、固定・IP(インターネットプロトコル)電話への通話は同5.25円。

 データ通信用のカードと通話端末を併用する利用者向けには、データ通信料をゼロから3980円、通話の月額料金を無料とする「ケータイプランデータセット」も提供する。

 会見した同社の千本倖生会長は「歴史的、革命的、あり得ないメリットを(消費者に)提供したい」と語った。千本会長は、同一携帯会社の利用者間通話が低料金化していることなどからカップルで2台目の携帯電話を購入するケースが増えているなどと説明し、自社の新サービスを「究極のペア電話」とアピール。2台目需要の取り込みを進めたい方針。

 同社のエリック・ガン社長は会見後、記者団に対して、08年3月末に従来のデータ通信利用者を中心に30万件になると見込んでいる加入者数に対し、通話サービス開始後1年で100万件を上乗せしたい考えを示した。

 千本会長は、世界で見ると日本の携帯電話人口普及率は79.6%で50位で、1位のルクセンブルグ151.9%や、4位の香港129.8%などに比べ遅れているなどと説明し「日本の携帯電話は飽和状態と言われて久しいが、それは世界の非常識」などと述べ、市場の有望性を強調した。

 イーモバイルの自社ネットワークによる人口カバー率は、足元で50%程度。これを6月までに70―75%に向上させる。イーモバイルは同日、NTTドコモ9437.Tのネットワークを経由する国内ローミングを開始するとも発表。これにより、通話エリアをカバー率95%にまで拡大する考え。ローミングを利用するには別途月額105円の利用料が必要で、定額パック24を利用していても、ローミング時には税込みで30秒あたり22.05円かかる。ローミングの対象地域は、札幌近郊を除く北海道内や長野県、岡山県、沖縄県など25道県としている。

 イーモバイルは同日、これらサービス向けに東芝6502.Tと台湾の宏達國際電子(HTC)2498.TWの2社による端末を発表。それぞれの一時払い金は、東芝製が5万7980円、HTC製は6万7980円とした。これに契約事務手数料2835円を加えた金額が初期費用として必要になる。2年契約を前提とする割引サービス「新にねん」を利用すれば、一時払い金が2万4000円減額され、月々1000円ずつ支払う「ご加入アシストにねん」を利用すれば初期の一時払い金はさらに2万4000円抑えられる。ただ、これら割引サービスを利用しながら契約を解除した場合、サービスの組み合わせや利用期間に応じ1000円─4万8000円の契約解除料がかかる。

 *情報を追加して再送します。

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up