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米マイクロソフト、欧州版ウィンドウズ7はブラウザーなしで販売へ

 6月11日、米マイクロソフトは、欧州版「ウィンドウズ7」はブラウザーなしで販売する方針を明らかに。1月撮影(2009年 ロイター/Rick Wilking)

 [シアトル 11日 ロイター] 米マイクロソフトMSFT.Oは、パソコン用の次期基本ソフト(OS)「ウィンドウズ7」について、欧州市場ではインターネット閲覧ソフト(ブラウザー)「インターネットエクスプローラー(IE)」との抱き合わせ販売を行わない方針を明らかにした。

 マイクロソフトは1月、IEとOSの抱き合せ販売が欧州の競争法に違反しているとの疑いを指摘されており、欧州委員会はこれについて近く判断を下す予定となっている。

 マイクロソフトはこれまで、IEはOSの重要な一部であり、切り離すべきではないとの立場を主張してきたが、年内発売予定の欧州版ウィンドウズ7についてはIEを別途販売する方針を固めた。

 マイクロソフトのデーブ・ハイナー次席法務顧問は11日、同社ウェブサイトのブログへの投稿で「訴訟が進行中であることに配慮し、欧州ではIEをウィンドウズ7に搭載するかわりに、パソコンメーカーと個人顧客双方を対象に、容易にインストールできる形で別途販売することを決定した」と明らかにした。

 欧州委員会はマイクロソフトに対し、OSに複数のブラウザーを搭載し消費者の選択肢を増やすよう提案していたことから、マイクロソフトの決定について「ブラウザーをまったく搭載せずにウィンドウズを販売することを決定したようだ。消費者の選択肢を増やすのではなく、減らす措置を選んだようだ」と冷ややかな反応を示した。

 欧州委員会は、OSとIEの抱き合わせ販売が競争法違反に当たるか、また、どのような制裁を科すべきかをめぐり検討を続けており、マクロソフトはOSに他のブラウザーを複数搭載するよう義務付けられる可能性も依然としてある。

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