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ソニーの不振スマホ事業、新トップに構造改革担当の十時氏

 10月30日、ソニーは不振のモバイル事業のトップを交代すると発表した。都内で25日撮影(2014年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 30日 ロイター] - ソニーは30日、不振のスマートフォン(スマホ)事業のトップを交代すると発表した。11月16日付で、ソニー・モバイルコミュニケーションズの社長兼最高経営責任者(CEO)に十時裕樹氏が就任する。現CEOの鈴木国正氏は、映画・音楽事業を手掛ける米国のソニー・エンタテインメントの役員に転じる。

ソニーのスマホ事業は、中国メーカーの台頭を背景に苦戦。今年9月には、モバイルで今期1800億円の減損処理を計上すると発表した。スマホ事業の責任を明確化し、再建を十時氏に託す。

現在、ソニーの業務執行役員を務める十時氏は、今年4月にナンバー2のポジションに就いた吉田憲一郎最高財務責任者(CFO)とともに、パソコン事業の撤退やテレビ分社化などを立案。昨年末に吉田氏とともに子会社のソネットから転じ、ソニー全体の構造改革を担っている。

吉田CFOと十時氏は、鈴木氏が敷いたスマホ事業の拡大路線を修正し、減損処理に踏み切った立場にある。今後、十時氏自らが、課題のスマホ事業のトップに就任することで、立て直しを図る。新興国での拡大路線を見直し、先進国など重点販売地域を絞り込んで、確実に収益を確保する路線に転換する。

今期のスマホ販売計画は期初計画の5000万台(前年同期は3910万台)から第1四半期決算で4300万台に下方修正。減損処理の決定を経て、一段の下方修正となる見通し。

*本文中の表現を明確にして再送します。

村井令二

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