[ニューヨーク 25日 ロイター] - 米テキサス州東部連邦地裁の陪審は24日夜、アップルAAPL.Oの楽曲・映像配信サービス「iTunes(アイチューンズ)」が、同州に拠点を置く特許ライセンス供与会社スマートフラッシュの特許3件を侵害したとして、5億3290万ドル(約630億円)の支払いを命じる評決を下した。
スマートフラッシュが求めていた損害賠償額8億5200万ドルは下回ったものの、アップルにとって痛手となる。
評決によると、アップルはスマートフラッシュの特許を許可なく使用しただけでなく、意図的に使ったとしている。
アップルはこの評決について、スマートフラッシュのように自社で製品を製造しない企業による訴訟を抑制するため、特許制度の改革が必要であることをあらためて示すものだとの認識を示した。
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