[ニューヨーク 16日 ロイター] - カナダの特許管理会社が米アップルAAPL.Oを相手取り無線通信技術の特許5件を侵害したとして起こしていた訴訟で、米テキサス州の連邦地裁の陪審は16日、原告側の訴えを棄却し、アップルによる特許侵害はないとする評決を下した。
アップルを訴えていたのは、デジタル・マーケティング会社コンバーサント傘下のコア・ワイヤレス・ライセンシング。2012年、同社の無線によるデータ伝送の特許技術をアップルがiPhone(アイフォーン)やiPad(アイパッド)で許可なく使用したとして、テキサス州タイラー地裁に提訴した。アップルに対しては、賠償金1億ドルもしくは、販売されたアップル機器1台につき約0.78ドルの支払いを求めていた。
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