[ニューヨーク 22日 ロイター] - 米デラウェア州の連邦地裁は22日、特許関連事業を手掛ける米インテレクチュアル・ベンチャーズ(IV)が保有する2件の特許について、あまりに抽象的で法的保護に値しないと述べ、無効とする判断を示した。
無効と判断された特許をめぐっては、IV社がトレンドマイクロ4704.Tを特許侵害で訴えているが、今回の判断を受けて審理が行われない可能性がある。
IV社は、控訴を検討していると明らかにした。
トレンドマイクロのシニア・バイスプレジデント、フェリックス・スターリング氏はロイターに宛てた声明で、連邦地裁の判断に「感謝している」とした。
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