[21日 ロイター] - ハイテク関連調査会社のガートナーは、米グーグルGOOGL.Oのノート型パソコン(PC)「クロームブック」の2015年の販売台数が、前年から27%増加し、730万台に達するとの見通しを示した。
教育産業からの需要が販売を主導する見通し。2014年の販売は、教育産業が全体の72%を占めた。
中小企業からの引き合いもみられるものの、全体では企業からの需要はさほど振るわないとガートナーは指摘する。
2014年の地域別の販売では、北米が全体の84%を占めた。EMEA(欧州・中東・アフリカ)は11%。日本やオーストラリア、ニュージーランドからの需要があったものの、アジア太平洋地区は3%弱となった。
クロームブックはグーグルの基本ソフト(OS)「クロームOS」を搭載する。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」