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サムスン子会社、華為の特許侵害で1160万ドル支払い命令=中国紙

 4月6日、中国の裁判所は、韓国サムスン電子の中国子会社に対し、中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)の特許を侵害したとして、8000万元(1160万ドル)を支払うよう命じた。写真は米ニューヨーク・マンハッタンのサムソン・ストアで、昨年10月撮影(2017年 ロイター/Andrew Kelly)

[香港 6日 ロイター] - 中国の裁判所は、韓国サムスン電子005930.KSの中国子会社に対し、中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]の特許を侵害したとして、8000万元(1160万ドル)を支払うよう命じた。中国の政府系地方紙、泉州晩報のウェブサイトが6日伝えた。

ファーウェイがサムスンを相手取った特許訴訟で勝利するのは初めて。

ファーウェイは昨年5月、スマートフォンの特許侵害を訴え、中国と米国でサムスンを提訴。サムスンはこれに対抗し、ファーウェイによる特許侵害があったとして中国で同社を提訴した。

ファーウェイは福建省泉州の裁判所に対し、サムスンの中国子会社3社とサムスン製品の生産・販売を行う中国の電子機器メーカーがファーウェイの特許を侵害していると訴え、損害賠償を求めていた。

泉州晩報のサイトによると、泉州の中級裁判所は、サムスンの中国子会社3社に対し、ファーウェイの携帯電話機部門、華為終端が保有する特許を侵害したとして、損害賠償の支払いを命令。この3社と中国企業2社に対し、ファーウェイの特許侵害をやめるよう命じた。

ファーウェイの広報担当者は、判決を歓迎するとコメント。

サムスンは、判決を精査した後に対応を決めるとしている。

*内容を追加します。

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