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ユーチューブ、利用者による著作権侵害事案で勝訴=欧州司法裁

 6月22日、欧州司法裁判所は欧州企業などが利用者による著作権侵害をめぐり動画投稿サイト「ユーチューブ」などを相手取って起こした訴訟で、ユーチューブ側の主張を認める判断を下した。2018年撮影(2021年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration)

[ルクセンブルク 22日 ロイター] - 欧州司法裁判所は22日、欧州企業などが利用者による著作権侵害をめぐり米IT大手グーグルの動画投稿サイト「ユーチューブ」などを相手取って起こした訴訟で、ユーチューブ側の主張を認める判断を下した。

利用者がコンテンツを不正にアップロードしても、プラットフォーム側が削除・アクセス遮断といった対応を迅速に講じなかった場合を除き、責任は問われないとした。

欧州司法裁は「現状の通り、プラットフォーム運営者は原則、利用者によって違法にアップロードされた著作権保護コンテンツについて周知していない」と指摘。「しかし、単にプラットフォームを利用するだけでなく、著作権侵害コンテンツに広くアクセスできる場合には周知している」との認識を示した。

判決を受け、ユーチューブの広報担当者は「当社は著作権について先導的な立場にあり、著作権者に相応の対価が支払われることを支持している」と語った。

音楽プロデューサー、フランク・ピーターソン氏は2008年、自身が著作権を有する複数のレコード音源がユーチューブの利用者にアップロードされたとして、同社とグーグルをドイツの裁判所に提訴。

オランダの出版社エルゼビアも、オンラインでファイル保管サービスを提供する独企業の利用者が13年、許可なくエルゼビアのコンテンツを複数アップロードしたとしてドイツで訴訟を起こした。

ドイツの裁判所はこの2事案について、欧州司法裁に判断を仰いでいた。

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