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米インテルが売上高予想を下方修正、タイ洪水によるHDD不足で

[12日 ロイター] 米半導体大手インテルINTC.Oは12日、タイの洪水被害によるハードディスク・ドライブ(HDD)の供給不足でパソコンの生産が落ちていることを受け、第4・四半期の売上高が予想を下回るとの見通しを示した。

 12月12日、米インテルは、第4・四半期の業績が当初予想を下回るとの見通しを表明。ハードディスク・ドライブの供給不足が理由としている。写真はラスベガスで開催された国際家電見本市のインテルブース。1月撮影(2011年 ロイター/Steve Marcus)

同社は、第4・四半期の売上高は137億ドルの上下3億ドルになると予想。従来予想の147億ドルから下方修正した。トムソン・ロイター・エスティメーツがまとめたアナリスト予想は146億5000万ドル。

また、非GAAP(一般会計原則)ベースのグロスマージンは約65.5%になるとの予想を示し、従来予想の66%から引き下げた。

タイの洪水で工場が操業停止に追い込まれるなど被害が出ていることを受け、世界のパソコンメーカーの間では品薄になっているHDD確保を急ぐ動きが出ている。

インテルのシニアバイスプレジデント、トム・キルロイ氏はアナリストとの電話会議で「過去2週間で供給状況が一段と明らかになるにつれ、インテルの受注にも大きな変化が見られた。インテルの顧客の多くは(HDDの)供給不足はしばらく続くと予想している。少なくとも2012年第1・四半期の初旬までは続くと予想している」と述べた。

米ヒューレット・パッカード(HP)HPQ.N、米デルDELL.O、中国のレノボ・グループ(聯想集団)0992.HK、台湾のエイサー2353.TWなどの大手パソコンメーカーは、10月以降、HDDの在庫状況によりパソコンの生産量が落ちる恐れがあると警告している。

こうしたなか、インテルは、多くの顧客がHDD供給不足が来年初頭まで続くとの予想から半導体の在庫も減らしていることを明らかにした。

ケビン・カシディーのアナリスト、スティフェル・ニコラウス氏は「在庫を減らす動きが出るなか、インテル(の半導体受注)には遅れて影響が出るとみられる。ただその後、在庫積み増しの動きが出れば、(受注は)加速する」との見方を示した。

調査会社のIHSアイサプライによると、タイの洪水により、第4・四半期の世界的なHDD供給は30%減となる見通し。また、タイ政府は10月のHDD生産が前年同月比52.4%減となったと発表している。

この日の取引でインテルの株価は一時5.6%安となる23.61ドルまで下落した。

*内容を追加して再送します。

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