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ソニーとパナソニックのトップ2人対面、テレビへの姿勢に差も

10月2日、千葉市の幕張メッセで2日に開幕したアジア最大のエレクトロニクス見本市「CEATEC(シーテック)ジャパン2012」で、ソニーの平井一夫社長とパナソニックの津賀一宏社長(左)が対面する場面があった(2012年 ロイター/Yuriko Nakao)

[幕張 2日 ロイター] 千葉市の幕張メッセで2日に開幕したアジア最大のエレクトロニクス見本市「CEATEC(シーテック)ジャパン2012」で、ソニー6758.Tの平井一夫社長とパナソニック6752.Tの津賀一宏社長が対面する場面があった。

ソニーの出展場を津賀社長が訪問したのを平井社長が迎える形で日本の大手家電トップのツーショットが実現したが、テレビ事業に対しては両トップの姿勢に違いも表れた。

ソニーはCEATEC会場で、フルハイビジョンの4倍の解像度を持つ「4k」に対応した84型の液晶テレビを展示。津賀社長がソニーの4k対応テレビを見て「きれいだ」と評価。その上で「これは欲しくなる。あまりきれいに映ると有機ELがいらなくなるな」と冗談を飛ばす場面もあった。両社は有機ELパネルを共同開発することで合意している。

津賀社長との対面後、平井社長は「津賀社長がうちのブースにお越しいただけるということでアレンジさせて頂いた」と説明。両社の有機ELの協業については「粛々と進んでいる」と語った。

ソニーは84型の4k対応の液晶テレビを11月23日から発売する予定で、価格は168万円。平井社長は「この価格は明らかにマスマーケットにつながる製品にはならない」と述べたが、同モデルを「フラッグシップ」と位置づけて、今後も4k対応テレビを投入していく方針を示した。平井社長は「ソニーはこれからもテレビ事業を継続することを約束している」と強調した。

一方で、テレビ事業は両社とも赤字が継続。パナソニックは同会場で、白物家電をスマートフォンで操作することができる「スマート家電」を出展した。津賀社長は記者団に対して「テレビはあえて表に出して展示していない。それが今のうちのイメージに一番近い形だ。テレビはこれから(スマート家電という)新しい市場を作る中で、どういうふうに位置付けるかということで考えている。」と述べて、ソニーとのスタンスの差を見せていた。

CEATEC会場では、東芝6502.Tも来春に発売する4k対応テレビを展示。同社は、昨年12月の世界初の4k対応の55型のテレビを発売したが、来春に「第2世代」を発売する予定。

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