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フェイスブックが50億ドルのIPO申請、米IT企業で過去最大

[サンフランシスコ 1日 ロイター] 米ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)のフェイスブックは1日、新規株式公開(IPO)に向けた申請書類を米証券取引委員会(SEC)に提出した。調達額は50億ドルとしているが、投資家の需要に応じて変更される見通しで、最大で100億ドルに達する可能性がある。

2月1日、米フェイスブックが、最大50億ドルの新規株式公開を申請する暫定的な書類を米証券取引委員会に提出した。サンフランシスコで昨年9月撮影(2012年 ロイター/Robert Galbraith)

同社のIPOはシリコンバレー企業として過去最大規模。また、IPOにより、フェイスブックの企業価値は最大1000億ドルになるとみられる。

上場時期は2012年半ばの見通し。ティッカーシンボルは「FB」。

IPOの主幹事はモルガン・スタンレーMS.N、JPモルガン・チェースJPM.N、ゴールドマン・サックスGS.N。他のブックランナーには、バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチBAC.N、バークレイズ・キャピタルBARC.L、アレン・アンド・カンパニーが指名された。

トムソン・ロイターのデータによると、フェイスブックのIPOは米企業として、ビザV.N、ゼネラル・モーターズ(GM)GM.N、AT&TT.Nに次ぐ4番目の規模となる。

先に上場したグルーポンGRPN.Oの調達額は7億ドル、ジンガZNGA.Oは10億ドル。2004年に上場したグーグルGOOG.Oも20億ドル程度で、フェイスブックのIPOは、ジンガやリンクトインLNKD.N、グルーポン、パンドラ・メディアP.Nなど最近の米IT企業のIPOをはるかにしのぐ規模となる。

目論見書によると、同社のサービスを実際に利用しているアクティブ・ユーザー数は、月間8億4500万人。2011年の売上高は37億1000万ドルで、前年比88%増加したが、予想の下限だった。純利益は65%増の10億ドル。

ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は、提出文書に添えた書簡の中で「われわれは新聞やテレビなどの発明についてよく語る。社会は今、新たな転換点を迎えている。世界中の人々につながりと発言の場を与え、将来のために社会を変える大きな必要性と機会がある」と語った。

創業者でもあるザッカーバーグCEOは、IPO後も議決権付き株式の56.9%を保有する見通しで、同社の支配権をほぼ完全に維持するもよう。他の投資家は同社の経営に対する発言権をほとんど得られないことが明らかになった。

同CEOが保有するフェイスブックの5億3380万株(同社株の約28%)は、昨年12月31日に同社が制限付き株式に付与した1株29.76ドルの価値に基づくと、160億ドル近くに相当する。

その結果、同CEOは米アップルの故スティーブ・ジョブズAAPL.O前CEOの例にならい、報酬を昨年の148万ドルから、2013年1月1日付で1ドルに引き下げる。

*内容を追加して再送します。

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