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ソフトバンク、三井物産と国内最大メガソーラー建設へ

8月29日、ソフトバンクと三井物産は、鳥取県米子市で大規模太陽光発電所を共同で建設すると発表。写真はフトバンクの孫社長。昨年6月撮影(2012年 ロイター/Truth Leem)

[東京 29日 ロイター] ソフトバンク9984.Tと三井物産8031.Tは29日、鳥取県米子市で大規模太陽光発電所(メガソーラー)を共同で建設すると発表した。出力は3万9500キロワットで投資額は約100億円。来年7月の運転開始時点では国内で最大の太陽光発電施設になる見通し。

ソフトバンクグループで自然エネルギー事業などを手掛けるSBエナジー(東京都港区)と三井物産が共同会社に折半出資するが、投資額の大半を金融機関からの借り入れによるプロジェクト・ファイナンスで賄う。太陽光パネルの調達は国産メーカーと最終調整中。年間発電量は3950万キロワット時(1万1000世帯分の一般家庭の使用量に相当)を予想しており、発電した電気は中国電力9504.Tに売電する予定だ。

記者会見したソフトバンクの孫正義社長は、社会貢献事業として注力する再生可能エネルギー事業について、「場所の特定と地権者との折衝がめどが立ったところが10数カ所、合計200メガワット(20万キロワット)を超える規模になった」と、昨年に同事業参入を発表した際の目標はクリアしたと説明。その上で同社長は、「7月に具体的に発電事業を開始して以来、全国の至るところから追加の案件が続々と来ている」と述べ、規模拡大が順調だと強調した。

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