[ワシントン 14日 ロイター] 米アップルAAPL.Oのスマートフォン(多機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)」などで使用されている技術をめぐり、韓国サムスン電子005930.KSが特許侵害でアップルを訴えていた問題で、米国際貿易委員会(ITC)は14日、サムスン側の主張を退ける仮決定を下した。
サムスンは2011年半ば、アップルの製品が第3世代(3G)通信技術などに関連したサムスンの特許4件を侵害しているとして、米国内での販売差し止めを求めてITCに提訴していた。
ITCの判事は14日、アップルの「iPod(アイポッド)タッチ」、「iPad(アイパッド)」およびアイフォーンはサムスンの特許を侵害していないとする仮決定を下した。
ITCは来年1月に本委員会を開き、最終決定を行う。
ITCではアップル側もサムスンを提訴しており、10月中旬に仮決定が示される見通し。
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