[ワシントン 23日 ロイター] 韓国のサムスン電子005930.KSは、米アップルAAPL.Oとの特許をめぐる争いで、米国特許商標庁(PTO)が同社に有利な仮決定を行ったことを明らかにした。
問題となっている特許は、米カリフォルニア州連邦地裁の陪審団が8月に、サムスンがアップルの特許を侵害しているとの評決を下した際、対象となった6件の特許のうちの1件。
サムスンは22日夜に発表した文書で、PTOがこの特許を再度精査した結果、そもそも認めるべき特許ではなかったとの結論に達したことを明らかにした。
この特許は、画像がタッチスクリーンからはみ出た場合、画像をスクリーン内に戻す技術に関連するもの。
特許訴訟の専門家によると、PTOによる仮決定では同特許をめぐる紛争は終息しない。
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