[10日 ロイター] 米アップルAAPL.Oと台湾の宏達国際電子(HTC)2498.TWは10日、スマートフォン(多機能携帯電話)をめぐる特許侵害訴訟について、10年間のライセンス契約を含む和解案に合意したと発表した。
アップルは2010年、HTCが特許侵害を行ったとして、米グーグルGOOG.Oの「アンドロイド」を搭載した携帯端末を製造する主力企業を初めて提訴していたが、今回の合意でスマートフォンをめぐる主要な訴訟合戦の1つが終結したことになる。
アップルとHTCは具体的な合意内容は明らかにしていない。
アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)とHTCのピーター・チョウCEOは今回の合意を歓迎する共同声明を発表し、製品開発に焦点を当てるとした。
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