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ソニーがエムスリー株6%を譲渡、1150億円を営業利益に計上

[東京 20日 ロイター] ソニー6758.Tは20日、連結子会社のエムスリー2413.Tの保有株6%をドイツ証券に譲渡すると発表した。ソニーによるエムスリー株の保有比率は55.8%から49.8%に低下して持ち分法適用会社となる。

連結子会社から外れることで保有株の再評価を実施。これにより、2013年1―3月期に1150億円を連結営業利益に計上する。

エムスリー株の譲渡日は25日。売却額は150億円規模になる見込みで、簿価から差し引いた売却益を計上するが、連結営業利益に計上する1150億円のほとんどは連結子会社から外れることによる再評価益。保有株の上昇を受けた会計処理が今期の業績に寄与する形となる。

同社が7日に発表した2013年3月期の連結営業利益の予想は1300億円。この予想への影響は精査中だが、7日の発表時点に「今後の資産売却も見通しに織り込んでいる」(加藤優最高財務責任者)としていたため、大幅な上振れ要因にはならない見通し。

今期のソニーの業績は、テレビや携帯型ゲーム機などデジタル製品の販売が不振で、期初に計画していたエレクトロニクス事業の営業黒字化は断念した。ただ、ニューヨーク本社ビルや化学事業の売却ほか、今回のエムスリー株の評価替えなどを通じて、連結営業損益の黒字化計画は維持する。

インターネットの医療関連サービスを手掛けるエムスリーは連結対象外になるが、引き続きソニーは同社の大株主として、強化する医療分野で協業の可能性を探っていく方針。

(ロイターニュース 村井令二;編集 山川薫)

*情報を追加して再送します。

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