[上海 8日 ロイター] 中国の電子商取引大手アリババ・グループALIAB.ULの第4・四半期(2012年10─12月)決算は、純利益が171.1%増となり、売上高も84%増加した。
約24%出資する大株主の米ヤフーYHOO.Oが米証券取引委員会(SEC)に提出した資料の中で明らかになった。
資料によると、アリババ・グループの帰属純利益は6億4220万ドルで、売上高は18億4000万ドルだった。
多くの業界ウォッチャーは、アリババが早ければ年内にも新規株式公開(IPO)に乗り出すとみており、中には米フェイスブックFB.OのIPO時の企業価値1000億ドルに並ぶ可能性があると指摘する声も出ている。
アリババは先月、中国版ツイッター「新浪微博(ウェイボー)」の株式18%を5億8600万ドルで取得した。
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