[ワシントン 23日 ロイター] - 米国際貿易委員会(ITC)は23日、マイクロソフトMSFT.Oの家庭用ゲーム機「Xbox」が、ネット検索グーグルGOOG.O傘下のモトローラ・モビリティが保有する特許を侵害していないとの判断を下した。
モトローラ・モビリティは2010年、マイクロソフトが5件の特許を侵害していると訴えたが、その後4件の訴えを取り下げ、短距離でワイヤレスの通信を可能にする特許についてのみ争われていた。
マイクロソフトの次席法務顧問、デビッド・ハワード氏は声明で「Xboxの顧客にとっての勝利であり、グーグルがわれわれの製品を妨げる根拠はないとするわれわれの見解を裏付けるものだ」と述べた。
モトローラ・モビリティの広報担当者は声明で、「今回の判断には失望」したと述べた上で、対応を検討しているとした。
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