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日立、自動車用リチウムイオン電池の新工場を来年半ばに稼働へ

11月21日、日立製作所が、自動車用リチウムイオン電池の製造拠点として2カ所目となる新工場を国内に建設し、2014年半ばにも稼働を開始することがわかった。写真は昨年10月、都内で撮影(2013年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 21日 ロイター] - 日立製作所6501.Tが、自動車用リチウムイオン電池の製造拠点として2カ所目となる新工場を国内に建設し、2014年半ばにも稼働を開始することがわかった。すでに京都府内の敷地に建屋を建設し、設備搬入を終えた。同社の生産能力は現行の3倍に拡大する見込み。

日立子会社の日立オートモーティブシステムズがロイターの取材に明らかにした。2カ所目となる新工場の投資額は数十億円で、グループの日立マクセルの京都工場(京都府乙訓郡大山崎町)の敷地内に建設した。今月までに設備搬入が完了し、来年半ばの量産を待つ状態という。

現行の日立の自動車用リチウムイオン電池の生産能力は、東海工場(茨城県ひたちなか市)の1拠点で月産34万個。京都の新工場が稼働すれば月100万個の能力に拡大する。

これまで日立は、国内外のハイブリッド車(HV)に累計450万個のリチウムイオン電池の供給実績がある。現在、いすゞ自動車7202.Tのトラックのほか、乗用車2社に供給。具体的には、2010年以降、米ゼネラルモーターズ(GM)GM.NのHVに納入し、今年8月からは日産自動車7201.Tの北米向け2014年モデル「パスファインダーハイブリッド」への供給を始めた。

日産が米国で販売するHVへの電池供給は、東海工場の電池セルを米国ケンタッキー州の工場に運んで電池パックとして組み立てる工程で、海外での後工程生産を初めて採用した。

このほか日立は、国内外の自動車メーカー数社のHVに電池を供給する交渉を進めている。次の供給は2017年モデルになる見込みで、これによって京都の新工場の生産能力がフル稼働に近づく。

(村井令二)

*本文中の脱字を補って再送します。

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