[ニューヨーク 3日 ロイター] - 米ニューヨーク在住のぬいぐるみデザイナーが3日、米アパレル大手のラルフ・ローレンに対し、自社のテディベアのコピー商品を製造し、違法に販売したとする訴えを起こした。
サマンサ・ゴールドバーグさんによると、ラルフ・ローレンは2001年から、スコットランド産輸入カシミアを使ったハンドメイドのテディベアを彼女の会社から仕入れ、販売してきた。「ビッグ・テディ」の小売価格は195ドル(2万2000円)、「リトル・テディ」は170ドルだという。
しかし2013年9月ごろ、「見かけはそっくり」でカシミアを使っていないコピー商品が、24ドル50セント─49ドル50セントの低価格で売られているのに気付いた。
ゴールドバーグさんによると、ラルフ・ローレン直営店のほか、オンラインショップや百貨店のメーシーズ、ブルーミングデールズ、サックス・フィフス・アベニューなどで販売され、彼女のクマのデザインをあしらった男児用ベビー服も295ドルで売り出されたという。
ゴールドバーグさんはデザインの使用を許可したことはないと主張。著作権侵害だとして使用差し止めと賠償金支払いを求めている。
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